【モノクロ現像データ】ARISTA EDU ULTRA 100(120)/ZEISS IKON SUPERIKONTA 532/16 作例
こんにちは「kio」です。
今回はいつもの【モノクロ現像データ】ですが、このサイトでははじめて出てくるフィルム「ARISTA EDU ULTRA 100(120)」の軽い紹介も兼ねて記事を書いて行きます。
是非最後までご覧ください。
ARISTA EDU ULTRA 100について
モノクロ写真好きの皆様なら聞いたことがあるかもしれませんね。
今回使ったフィルムはこちら。
「アリスタエデューウルトラ 100」です。
このフィルムは元々「学生向け」として作られたという経緯があるフィルム。
名前の「EDU」は「Education」の略で、[教育]といった意味があります。
そして製造国は「チェコ共和国」で、旧乳剤使用の「トラディショナルタイプ」に分類されるパンクロマチックタイプのISO100のフィルム。
ここまでで、チェコ製のモノクロフィルムと聞いてピンときた方は鋭いです。
そう、このフィルムの中身は「FOMAPAN」なんですね。
僕はフォマパン信者なのでフォマパン大好き人間なんで、このサイトでも度々「フォマパン」を使って写真を撮っています。
ARISUTA EDUは現在ISO100、、400と3種類ラインナップしていますが、それぞれFOMAPAN100、200、400と中身は一緒みたいです。
実際現像の際にも「ARISTA EDU」で現像データを調べて出てくる現像時間と「FOMAPAN」の現像時間は一緒、更にARISTA EDUよりFOMAPANの方が色々な現像液とのデータが出てきますので現像データを検索するときはFOMAPANで検索した方がより選択肢が広がります。
次からは現像データと作例です。
撮影機材
- ZEISS IKON SUPERIKONTA 532/16
- Zeisss-Opton Tessar 80mm F2.8
使用フィルム 薬品
- ARISA EDU ULTRA 100(120)
- Kodak D-76
- FUJIFILM スーパー富士フィックス
- FUJIFILM QW
- FUJIFILM DW
現像データ
- D-76 1:1 21.5℃ 9‘00 (30/60/3)初期撹拌棒左右、その後1分毎に10秒で3回の倒立撹拌
- スーパーフジフィックス6‘30
- 水洗い
作例
ARISTA EDU ULTRA 100の感想
これは僕としては特に文句ないですね。
やはり同じFOMAPANベースでも135と120では描写は全く別物に見えます。
使ったカメラSUPER IKONTA 532/16のテッサーレンズの描写も素晴らしく、カリッカリでは無いですが、解像度も申し分なく、キレのある描写です。
大体F8付近での撮影でしたが、背景ボケも滑らかに繋がっていくようで美しいです。
個人的にはF5.6~8位がボケと背景の繋がりも綺麗で、解像感も出てると思うので使いやすくて好きな絞り値です。
諧調の出方も135よりも豊かですし、コントラストもフィルターの類は使ってませんが十分ついていると思います。(個人的にはもっとコントラスト高い方が好き)
面積比で3.5倍の違いは、やはり写りに直結してくるというのを改めて感じました。
粒状感についても100にしては多少有りますが、十分滑らかだと思います。
特にディティールの表現なんかは135では敵わないですね、、、
最後に
「アリスタエデューウルトラ100」の簡単な紹介と現像データ、スナップ作例を書いてみました。
ここ最近ずっと中判ばかり使っていて、35mmフィルムは5台ほどに入ったままになっていて中々減らないですので35mmの方も早く撮り終えて現像しなきゃです。
※これを公開する前に更に一台フィルムを入れてしまいました(笑)
既に一台なんのフィルムを入れているか忘れているのもあるのでどうしよう、、、、、
最後まで見て頂きありがとうございました。